実例
NIPPON EXPRESSホールディングスは、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用することを決定しました。適用開始時期は今期22年12月期からです。
理由は全世界の会計基準の統一化、グローバル経営の推進等です。
注目点
日本通運は22年1月に持株会社へ移行し、決算期を12月にしました。この時からすでにIFRSの適用計画があり、会計システムも全世界で統一したものを導入しました。会計基準の整理と、帳簿が日本からオンラインで直接見えることになったことにより、海外の経理を今まで以上に管理しやすくなりました。これにより決算早期化や日本から海外への不正チェックも可能です。