石井米国公認会計士事務所

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ダイオーズ(4653) 米国子会社疑義で有価証券報告書の提出遅延

実例

ダイオーズのアメリカ子会社において、22年3月期末の会計システム上の固定資産の数字と、会計帳簿の数字が一致していないことが三優監査法人の指摘により判明しました。

この固定資産残高は22年3月期の減損評価額の計算に使用したため、減損評価額が誤っている可能性が発生しました。

これにより追加の監査手続きが発生したため、有価証券報告書の法的提出期限に間に合わない事態になりました。

連結子会社における減損評価結果に対する疑義の発生に関するお知らせ

注目点

会計システムと帳簿の額が合わないということは、通常発生しません。なぜならシステムの数字が帳簿に反映される仕組みになっているからです。そのため、帳簿に対し意図的な数字の改変が行われた可能性があります。例えば、意図的に会計上の固定資産の額を低く示すことで、今期の減損額を減らすよう仕向けた可能性があります。

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