2021-06-18 サン電子(6736) イスラエル子会社から配当87億円 国際税務 実例 サン電子は、イスラエル子会社のCellebriteから、利益剰余金21300千米ドルを超える、78700千米ドル(87億円相当)の配当を受け取ることとなりました。 配当がイスラエルの裁判所において認められたためです。 子会社の配当金額の決定に関するお知らせ 注目点 本件の利益剰余金以上の配当の原資は、資本金や資本剰余金のはずです。しかし、海外から配当として受領しても、日本の判例によると、日本の税法上は、それを配当ではなく資本剰余金からの配当とみなすため、資本の払戻となる可能性があります。