実例
東京きらぼしフィナンシャルグループの子会社であるきらぼし銀行は、アルゴ・ホールディングスのタイ子会社Argo Asset Management (Thailand) Co.,Ltd.に、タイバーツ建てクロスボーダーローンを実行いたしました。きらぼし銀行にとって、タイバーツ建て融資は本件が初めてです。
海外現地法人向けタイバーツ建てクロスボーダーローンの取組みについて
注目点
海外子会社は通常親会社から借入をします。なぜかというと資金調達が容易だからです。また借り入れの際の担保も不要です。しかしその場合、借入による為替変動リスクを親子のどちらかが負います。例えばUSDで親が子会社へ貸し付ければ親が為替リスクを負いますし、日本円で貸し付ければ子会社が為替リスクを負います。それら為替リスクを抑えたい場合、本件のように外貨建てで銀行から借りる手段も選択肢として挙げられます。