石井米国公認会計士事務所

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バルクHD(2467) 米国⼦会社への貸付⾦で為替差損1,900万円

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実例

バルクホールディングスは、2021年3⽉期第2四半期において営業外費用(為替差損)を計上することになりました。米国⼦会社への貸付⾦により為替差損が1,900万円発生したためです。

注目ポイント

連結決算すれば親子間ローンは相殺され消えるので、一見すると、日本側で発生したドル建て貸付金の為替評価損も連結消去されるのではと考えがちです。しかしながら、アメリカ子会社のドル建て借入金は、連結上、日本円に換算される際、そこで発生した為替差益は為替換算調整勘定という純資産に計上されます。従って、日本側で発生したPL上の為替差損は、連結PL上では相殺されずに計上されます。つまり、親会社が子会社へ外貨建て資産や負債を持つ場合、その為替変動リスクが連結上消えずに残る結果となります。

参照

営業外費用(為替差損)及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ

 

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