石井米国公認会計士事務所

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ユーザベース(3966) 米国子会社売却による事業撤退で損失58億円

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実例

ユーザベースは、米国子会社Quartz Intermediate Holdings, Inc.の全株式を、現CEOのZachary Seward氏(Quartz Media Holdings, Inc.)に対して譲渡することで、Quartz事業から撤退することとしました。

買収当初の3年間で黒字化する目標達成が困難なためです。

本譲渡により連結売上は業績予想より減少しますが、EBITDAは当初予想よりも大きく改善します。

今回のQuartz事業撤退により発生する費用は58億円になる見込みです。

注目ポイント

赤字事業の事業撤退で売上は減少しますが、利益は増加するため、EBITDA(earnings before interest, tax, depreciation, and amortization)は増加します。EBITDAは営業キャッシュフローに近い意味を持ち、企業評価に用いられます。

参照

Quartz事業からの撤退に伴う米国子会社の商号変更及び同社株式譲渡(子会社の異動)並びに特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ

 

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