実例
朝日放送グループホールディングスは、アメリカ子会社Pegasus Tech Ventures Company Ⅲ, L.P.(ファンド)を通じ出資しているQUIBI Holdings, LLCによる事業停止を発表しました。
それに伴い出資額26億円の評価損の可能性が発生しました。
当社特定子会社ペガサスファンドの QUIBI Holdings, LLC への出資に係る評価損の可能性に関するお知らせ
注目点
今年3月にQUIBI社への投資を発表したばかりですが、わずか半年で事業停止になりました。当初は31億円を投資したようですので、わずか半年で朝日放送の投資額の内26億円を使い切り結局5億円しか残らなかったということでしょうか。もしそうであれば、事業が全く予想通りにいかなかった、もしくはQUIBI社社員による金銭横領の可能性も少なからずとも考えられます。海外投資の難しさがよくわかる一例とも言えます。