実例
不動産のREVOLUTIONは、投資事業の一環として、アメリカのSCRIPTS Asia Inc.の第三者割当による優先株式を引き受けることとしました。
投資額は1千万円です。
SCRIPTS社は上場企業向けIR支援の会社で、この投資が、REVOLUTION社の中長期的な資産価値を高めることになると判断したとのことです。
注目ポイント
株式の価値は、事業計画などの予想将来キャッシュフローの現在価値で査定されますので、投資額=現在価値となり、結果として、賞味現在価値はゼロとなります。投資自体が会社の資産価値を高めることはありません。
しかし、もし投資先が買収時の予想将来キャッシュフロー以上の業績を達成することができれば、投資資産の賞味現在価値はプラスとなり、株式の資産価値は上がります。