実例
化学メーカーの住友精化は、中国子会社の住友精化貿易(上海)有限公司を統括会社化することとしました。
理由は中国における事業の拡大、統括機能の強化および経営効率化を図るためです。
中国統括機能を有する「投資性公司」へ変更するとともに、商号を住友精化(中国)投資有限公司に変更します。
なお、この統括会社へ、子会社の住精科技(揚州)有限公司の株式譲渡または現物出資を今後検討します。
注目ポイント
住友精化は現在中国に3社展開しており、今回その一つを持株会社にしました。権限を現地の持株会社に与えることで、日本本社に頼っていた事業判断を現地判断で素早く行うことができます。