実例
第一生命ホールディングスは、海外生命保険子会社等の経営管理体制の基盤整備のために中間持株会社(合同会社)を設立し、子会社株式を中間持株会社へ移管することとしました。
移管方法は株式の現物出資によるもので、株式は総額2470億円の価値があります。
対象子会社は豪州、ベトナム、カンボジア、インド、インドネシア、タイです。
注目ポイント
この再編は、おそらく適格現物出資とみなされ日本側では税金はかかりません。
しかし、持株会社へ株式を移管する時に、日本本社が持つインド子会社株式に譲渡益が発生すれば、インドにて課税されますので注意が必要です。