実例
メガネチェーンのジンズホールディングスは、中国子会社社名を「睛姿(上海)企業管理有限公司」に変更し、上海市商務委員会より「多国籍企業地域本部」としての認定を取得しました。
既存の中国国内における販売事業等に加え、今後は中国における物流統括機能、業務統括機能及び金融統括機能を合わせ持った地域統括会社となります。
注目ポイント
一般的に、統括会社は、税務メリットを享受するために香港やシンガポールといったタックスヘイブンに設立されることが多いです。一方、本件のように、子会社管理機能としての地の利を生かすために現地に設立をすることもあります。