実例
ファミリーマートがタイで49%を出資する持分法適用関連会社のコンビニエンスストア事業をタイののCentral Food Retail Company Limitedに譲渡しました。今後は同社からライセンスフィーを徴収します。売却額は非公表ですが連結決算で譲渡益45億円を見込んでおります。
注目ポイント
事業のライセンス化はビジネスリスクからの解放を意味します。タイで子会社を運営していれば会計税務、法務、人事といった様々な運営リスクに晒されますが、ライセンシーから売上や利益の数パーセントを得る契約で済ませばそのようなリスクから解放されるので、海外投資における一つの選択です。一方でライセンスフィーの未回収リスクは依然として存在します。